抗生物質が効かない。多剤耐性菌が急増

抗生物質の乱用

共同通信によると「抗生物質が効かない薬剤耐性菌」が世界で急速に拡大しています。

2050年には、年間1千万人が、この菌で死亡するという予測もあり、これは抗生物質の使いすぎによるといわれます。

世界保健機関(WHO)は対策を強化し、専門家は危機に対応する国際的な枠組み作りを呼びかけているのです。

人事ではない

地域別ではアジアが473万人で最も多く、アフリカ415万人、南米39万人欧州39万人など。耐性菌拡大で医療費負担増大も懸念されているとのこと。

報告書は、効く抗生物質が無くなれば、手術の際に感染症の危険が大きく高まり、世界各国とりわけ中国やインドなど新興国では保健・経済上の深刻な結果をもたらすと警告しています。

WHOも耐性菌の拡大に警鐘を鳴らしているが、一部の専門家は現行の取り組みでは、不十分と指摘し米国・英国・スウェーデンなどの専門家グループは、2月WHO機関紙に耐性菌対策の法的拘束力のある国際的枠組み作りを訴えています。

効かないのに処方した結果

耐性菌をめぐっては、医療現場ではメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やほとんどの治療薬が効かない多剤耐性緑膿菌などが、特に問題になっています。

WHOは、抗生物質の処方を最小限にするよう医療従事者に勧告し、患者には医師が処方した時のみ抗生物質を使うよう呼びかけています。

 

うーむ…。。。

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