飲み水のことは、ちょっとは知っておかねばなりません
Know a little bit more about drinking water
浄水器を選ぶポイントは、ここです。水質によってミネラルウォーターと使い分けてもいいですね。
浄水器を選ぶポイント
浄水器は、賢く選びましょう
まず自身の水道水の品質を感覚的にではなく、冷静に分析する事から始めましょう。
水源が何処なのかどこの川の水なのか、井戸水が水源なのか水道局などで徹底的に調べます。そして住んでいる建物の違いも重要ですから、普段の水道水の臭い、色を良く観察しましょう。
マンションなど集合住宅の場合:
水槽に水を貯めて配水していますので、その水槽の清掃などの管理が悪い場合、水垢・虫・ゴミの混入が心配されます。この場合水源の水質以前の問題ですから、まず清掃を徹底するように管理組合などに申し入れましょう。
水源水に塩素殺菌だけしかしていない水の場合:
塩素の除去だけ考慮すればよいので、
活性炭だけで十分ですから、蛇口直結型の機種で対応できます。
ただし農村地帯で残留農薬が心配される場合:
活性炭量が多い据え置き型が安心でしょう。次に浄水場の水であるが、カルキ臭が気になる程度の場合は、蛇口直結型で対応できます。
しかしカルキ臭にカビ臭が感じられる場合は、活性炭量が多い据え置き型にしましょう。
そして日本でも最も水道水がまずいと言われている・・・
仙台地区・京葉地区・京阪神地区・瀬戸内海沿岸地区・北九州地区:
カルキ臭・カビ臭・トリハロメタンなど、問題が極めて多いので、据え置き型の中でも活性炭量が最も多い機種をえらび、カートリッジの交換をこまめに行ってください。
最悪の水質地域以外でも、カートリッジの交換は決められた流水量にもとずいて、的確に行わないと性能が発揮できません。また浄水器内部の清掃も説明書にもとずいて、適切に行ってください。カビなどが内部で増殖する恐れが有りますので、忘れないようにしましょう。
中空糸膜フィルター:
そして直結型・据え置き型に共通して多くの機種で使用されているのが、
中空糸膜フィルターですが、これの効力は主に赤錆などの水の汚れと、細菌の除去に効果が有りますが、多くの場合には無くてもよい機能と言えなくもないものです。
ただし一体型カートリッジになっているので、さび等の汚れを考慮する場合は活性炭と同じに決められた流水量に従って、全交換してください。