認知症予防する食品成分

認知症(痴呆)になりにくい食品を食べて痴呆・老人ボケ予防と軽減

老化による病気の多くは血液の循環に支障をきたして引き起こされることが多く、血液の流れを良くすることで認知症防止にもなります。何を食べたらいいのか?

認知症(痴呆)になりにくい食品成分

高齢に発症する病気の多くは血液の循環が悪くなっておこります。ボケ・認知症もその一つです。血液の流れを良くすることが認知症防止にもなるのです。

青魚_しまあじの絵ナッツ類_クルミの絵

血流をうながす成分がある主な食品をあげてみましょう。

食材 栄養素 認知症への働き
コリン 脳の記憶形成を助ける。血管を拡張し、血圧を下げる。
レバー ビタミンB12 脳の働きに関与。記憶力・集中力を高める
背の青い魚 DHA 神経細胞を修復、活性化。血流をよくし、血管障害を予防。
ナッツ類 ビタミンE 細胞を破壊する過酸化脂質を抑え、動脈硬化やしみも防ぐ。
大豆製品 レシチン 血管壁のコレステロールを溶かす。動脈硬化を防ぐ効果大。
納豆 ナットウキナーゼ 血栓の主成分・フィブリンをとかす働きがある。
コーヒー トリゴネリン 神経細胞を活性化し、新たな神経回路を形成する。
長ネギ リン脂質 脳の神経細胞を守っている細胞膜の一つ。
玉ネギ ケルセチン 血液をサラサラにし、血栓を防ぐ。狭くなった血管を広げる。
焼きにんにく メラノイジン 脳内の血流が促され集中力、記憶力が強化される。
ごま ビタミンE、B12 脳内の血管を丈夫にして血圧を安定させ、認知症を防止する。
しいたけ エリタデニン 血液中における総コレステロール値を下げる働きがある。
フィトステリ コレステロール値や血圧を下げる。 総合的に働いて認知症を防ぐ。

ここに上げた成分は特に効力が高い成分ですから、それぞれの食品には他にも身体に良い成分も含まれています。要するに色々な食品をバラエティー豊かに食べれば結果として、血管・血液・神経・細胞に良い成分が摂れるわけですから、結果として認知症(痴呆)になりにくい食生活になるわけです。

それからベジタリアンはお勧めできる食生活とは言えません。

というのは血管や筋肉・内臓・皮膚など人の身体はタンパク質でつくられていますので、魚や肉を食べないと、老化が早まり血管が弱くなり、脳出血を起こしやすく脳細胞にダメージを受けやすくなり、認知症(痴呆)の危険性が非常に高くなります。お肉も魚もバランスよく食べましょう。

硫化(りゅうか)アリル

最近注目されている成分でタマネギなどのネギ類に含まれている硫化アリルというのがあります。

タマネギの絵

硫化アリルは血液凝固を遅らせる働きがあります。血液をさらさらにするだけでなく、血液中の脂質を減らす働きもあるのです。まさに認知症(痴呆)になりにくい血液にするのにうってつけの成分です。

硫化アリルは、加熱すると揮発性なので飛んでしまいますから、これは「生」で食べましょう。

余談ですが、
タマネギをミキサーにかけてどろっと液体にして、ドレッシングにするのが私のお勧めです(もちろんお酢+油もいれます)。作ってすぐより、少しなじませてお肉にかけてもとても美味しいです。

食材以外で、狙いの栄養素をとるにはサプリメントもあわせて活用されるといいでしょう。血液をサラサラにしてくれる成分が入っているものにしましょう。

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