脈がおかしい不整脈

脈が乱れる不整脈のタイプと症状

身体からの注意信号である不整脈。日常生活の影響を大きく受けます。大病のリスクもありますし、なるべく自律神経のバランスを崩さないようにしたい思いで記事にしました。

血圧だけじゃない心拍数リズムを気に掛ける

こんな症状ありませんか?

動悸・めまい・息切れ・息苦しさ・だるさ・疲れやすい・脈が飛ぶ・脈が弱い

不整脈にはタイプが違う3種類

成人の心拍数は1分間に60~80回です。ところが心臓の電気信号に異常が起こるとリズムが乱れます。これが不整脈です。それには3タイプあります。

◎頻脈性不整脈_ひんみゃく
拍動が早くなり1分間の心拍が100回をこえる。
◎除脈性不整脈_ じょみゃく
拍動が遅くなり1分間の心拍が50回未満になる。
◎期外収縮
通常よりも早いタイミングで拍動が起こり、リズムが乱れる。

不整脈はどんな症状になって現れるのか?

●動悸
拍動が早くなったり、強くなる事で普段は意識しない拍動をドクドクと不快なものと感じる。
●めまい
脳へ十分な血液が行き渡らず、足元がふらつく。
●息切れ・息苦しい
肺へ十分な血液が行き渡らず、症状が現れる。
●だるさ・疲れやすい
慢性的な不整脈があると、血液の循環不足を招き症状が現れる。
●脈が飛ぶ・脈が弱い
期外収縮で感じる脈の異変により起こる。

※除脈性不整脈で長時間拍動が止まってしまったり、頻脈性不整脈で早く拍動しすぎて血液が送り出せない状態になると、失神したり突然死を引き起こす恐れもあります。

一時的な不整脈の原因

自律神経のバランスが崩れると起こる事があります。バランスを崩す原因として、過度のストレスや睡眠不足、飲酒、喫煙などですが、加齢や薬の副作用でも起こる事がありますが、これらはあまり心配はありません。一時的なものと考えられます。

病気に関連して起こる不整脈

心配なのは、 心臓の病気(心筋梗塞、狭心症、心不全など)や肺の病気や甲状腺の病気によるものです。特に心疾患の場合、命にかかわる危険な状態を引き起こすので、病院で詳しく検査を受けましょう。

原因はさまざまですが、まず不整脈が危険な状態であるのか、ちゃんと見極めることです。

規則正しい生活習慣が不整脈を防ぎます

一時的な不整脈であっても、その原因となる緊張状態や体調バランスを崩すことは、生活習慣病のもとになってしまいます。突然死につながる不整脈※が起こる危険も考えます。※心房細動

気をつけるべき事としては、過労・睡眠不足・過度の喫煙・脂肪分やコレステロールの多い食事・過度の飲酒・過大なストレス・カフェインの過剰摂取などです。

不整脈は「身体の注意信号」なので、不摂生な生活や悪い生活習慣を見直して、心身ともにを穏やかに休ませてあげることが大切ですね。

ちなみに心房細動とは

心房細動は、不整脈のひとつです。

喘息がある方は、発作が頻繁に起こることで心房細動が起こりやすく、また閉経期以後の女性にその頻度が高くなります。夜遅くまでの飲酒のあとに起こりやすいと言われますので注意してください。

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