糖尿病

糖尿病が発症したら一生 血糖値コントロール

好きなものを好きなだけ食べる、嫌いなものは食べない、不規則な食事時間など食生活の習慣は、いろいろな事情や状況でなかなか改善できず悪習慣から抜けられません・・・。

糖尿病の治療費はいくらかかるのか

健康診断で血糖値の数値を見た医師から、「カロリーの高いものはさけて食事制限し運動をしてください。」といわれている間は、まだいいでしょう。

そも、自営業・フリーランスなど職場で定期的に健康診断がなくて、血液検査ももう何年もしていない人は、かくれ糖尿病であったりします。

そもそも自覚症状があまりないので、自分で生活習慣病だとなんとなくわかっていても、併発する大病が突然襲ってくるまで平気でいませんか。一念発起して生活習慣の改善に取り組んでみてもなかなか長続きしない、やっかいなことに「習慣」とは根が深いものです。

ついに、糖尿病を発症してしまったら、その治療費は毎月いくらかかるのでしょうか? 糖尿病の疑いがあるといわれる初期段階の治療費は、食事療法や運動療法のみだと、ひと月2000円~5000円ほどですみます。

ところが、改善できなくて症状がすすんでしまい、インスリン治療が始まってしまうと月1万円~1万5千円もかかってしまう。 糖尿病は、いったん発症したらもう2度と元には戻らない、一生血糖コントロールする生活になります。なんと重い荷物でしょう。

命に関わる病気を併発する危険性

さらに恐ろしいことに、他の生活習慣病も併発してしまうリスクが高いことです。 糖尿病にかかりやすい高カロリーで脂っこい食事を続けて運動不足は、高血圧や脂質異常症(高脂血症)などを引き起こします。

そうです、さらに病気がかぶる状態になります。 そうなると、三つの生活習慣病あわせて治療費は、月額約5万円はかかるといわれています。

保険適用で月に5万円は大きいです、年間60万円。

そして、高血圧や脂質異常症になると、血管がダメージを受け、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。発作がおきて命を取り留めても、麻痺が残ってリハビリしなくてはいけなくなったら・・。

本人だけでなく家族や周りの人も大変なことになります。 糖尿病を発症して、うつ病になってる方も少なくありません。

日本人は、糖尿病が発症しやすい国民です。

日本人の三大死因は、がん、心疾患、脳血管疾患です。ここ50年ほど変わりません。 この中でも、心疾患・脳血管疾患は、糖尿病との関連で血糖コントロールがうまくできてないと発症リスクがあがるのです。いってみれば、死因の原因ともなるトリガーが糖尿病 というわけです。

最新の医療では糖尿病の治療法が研究されていますが、現状では高額治療費は生活を圧迫します。くれぐれも、自覚症状がない、たいしたことないからなどと甘くみないで、生活を見直しましょう。

炭水化物(糖質)の取りすぎは、血糖値を上げます。血糖値コントロールが糖尿病との戦いです。 最近は、糖質0やカロリーオフ/ゼロの食品もまま見られるようになりましたが、炭水化物そのものをゼロにすることは不可能です。体のメカニズム上必要な炭水化物の量はありますが、現代においてほとんどが摂り過ぎ状態になっています。

そして大事なことは、血流をよくするために血管をしなやかで保ち、栄養を体のすみずみまでいきわたらせる。口から食べる、食事がどれだけ大事な役割を担っているかもうこの段階では、容易に想像できますね。

サプリメントを積極的にとる

少々くたびれている身体のメカニズムを正常に動かしてあげるには、必要な栄養素を食事だけで取るのは、実は難しいのです。投薬は治療となりますが、日常生活におけるメンテナンスとして、サプリメント摂取で補助するのが必須だといわれています。

血液の流れを改善するサプリメントなどはとても有効ですが、特殊な成分なので悪い方向に(低血糖など)働くこともあります。これは糖尿病患者で、すでに糖尿病の治療薬(降下剤など)を飲んでいる人は、機能性補助食品つまりサプリメントを食べるにも注意が必要です。 医師に相談しながら投薬・サプリを調整コントロールしてください。

なにより生活習慣病にかからないように予防することが、一番重要。 自分の血糖値と体脂肪とBMIは、糖尿病にならないために知っておきたい数値データです。 健康診断や血液検査結果をちゃんと把握してますか。

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