心筋梗塞

虚血性心臓病再発予防、改善は
血液サラサラが肝心!

虚血性心臓病は動脈硬化によって発症します。再発を予防して症状を進行させないための方法と対策を、心筋梗塞、狭心症などの病気に合わせて、食事療法、運動療法をご案内します。

動脈硬化を進めず、狭心症押さえ心筋梗塞の再発をふせぐ。

狭心症発作が起きると、胸の中央からみぞおちにかけての広い範囲で胸痛が起こります。

痛みは指で示せるような狭い範囲ではなく胸全体に現れ、「息が詰まるような」 「しめつけられるような」 「圧迫されるような」 痛みで体の深いところから現れるような感じがします。

我慢できる痛みから我慢できない痛みまで、発作の持続時間は比較的短く、数十秒から数分間程度がほとんどで30分以上続く事はありません。

おじさんの絵

普通は「労作性狭心症」といって労作時に起こります。つまり、急ぎ足で歩いたり、階段や坂道を登ったとき、またひどく興奮したときなどに胸の中央部が締め付けられる、あるいはなにかを押しつけられているような圧迫感がでてきます。少し休むとおさまってしまうのが特徴です。

痛みは、ばしば左肩・腕や顎までひろがり、みぞおちに胃の痛みのように感じられることもあります。

息切れ、として自覚されることもあります。痛みの場所はあまりはっきりしないのが一般的です。

「この一点が痛い」と指で示せるような場合は心配ないと思っていいでしょう。症状の持続時間は数十秒から数分です。もっと短い場合は心配ないといってよいでしょう。

一方「安静時狭心症」といって、同じような症状が労作と関係なくでることがあります。

これは「冠攣縮(かんれんしゅく)」、つまり冠動脈が痙攣(けいれん)様に収縮してしまい、動脈硬化で細くなったのと同じような狭窄(きょうさく:狭くなってふさがっている)を一時的に作り出すために起きる現象です。

心筋梗塞や狭心症は冠動脈の動脈硬化が原因であり、適度な運動療法と食事療法で動脈硬化の進行をくい止め、再発予防するのが大切で、運動不足の人は心筋梗塞になりやすいとされますから運動は積極的に行うのが良いでしょう。

心筋梗塞の再発発作は初めに起こってから、数ヶ月の間に起こりやすいので速やかな対処が肝心です。

軽い運動 継続が大事

早足のジョギングや水泳のクロールなど、心臓に負担がかかるので、激しい運動を急に始めたり、ストレスの大きい仕事をするのは心臓病の人にとって危険ですが、 安静にしすぎるのも健康維持にはマイナスです。

医師や看護婦によるサポートのもと、心電図や血圧チェックを欠かさずに運動療法をすれば、心筋梗塞の再発を防ぎ、悪影響を及ぼす高血圧になるのも防止できるでしょう。

朝晩や歩いてきた後など、負荷のかかり具合に応じて、自宅でも血圧チェックをしましょう。その日のコンディションに合わせて時間や距離を調整できるウォーキングが最適でしょう。

高齢者の方は、リハビリを怠ると寝たきりになる可能性もあり、身体機能を保つ為にも進んで行うようにします。

リハビリで、全身の機能を回復させ、健やかな暮らしが送れるように努めることが必要です。日々の食生活にプラスしてより健康になる機能食品もあなどってはいけません。

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