高血圧
血圧が高い⇒下げなくてはいけない?
高血圧の原因と種類
血圧とはある意味において大変厄介なものなのです。高すぎても低すぎても私たちの身体に影響します。生活習慣でかなり左右される高血圧について書きます
血圧が高いと言われた
血圧とは心臓の規則的な収縮によって送り出される血液の圧力と言う事です。
心臓が縮まった時が最高血圧で、開いた状態の時が最低血圧です。血圧と言うのは非常にデリケートなもので、驚いただけで上昇しますし、逆に静かな音楽などを楽な姿勢で聴いているだけで、下がって安定する場合もあります。そして寒い時には血管が細くなって、体温を保つために血圧が上昇します。血圧とはある意味において大変厄介なものなのです。
原因は?
高血圧の原因は大きく「本態性高血圧」と「二次性高血圧(ずっと一定なものではなく、一日のうちでも変動しています)」の二つに分けられています。
本態性高血圧
本態性と言うのは、原因が特定できない高血圧で、ほぼ九割がこれだと言われています。
そして遺伝的な要素と言う原因も片親が高血圧ですと子供は二割から五割の確率で、高血圧になると見られていますし、両親が高血圧ですと五割から七割の確率で子供に高血圧が遺伝すると言われています。生活習慣による原因として挙げられているのは、
- 塩分の摂りすぎ・肥満・過剰なストレス・大量のアルコール摂取
- 煙草の吸い過ぎ・運動不足
などですが、複数のファクターが複合して起こっている事も考えられます。あとは特殊要因として寒さがありますが、これは体温を維持するために血管が収縮するので、血圧が上がりやすくなります。
二次性高血圧
二次性高血圧は、検査などによって高血圧の原因がはっきりと判っているものです。
原因としては、腎臓の病気(遺伝的な体質でどうしても掛かりやすくなってしまうこともあります)やホルモンの異常、血管系の疾患や薬の副作用などによるもので、このような場合には手術や治療によって高血圧が完治するケースもあります。
そして歳を重ねると共に、徐々に血圧が上がってくる、要するに原因は加齢ということですが、これは老化現象で抹消血管が細く、硬くなる事で血液を隅々まで行き渡らせるために、血圧が上がってくるのですが極端に跳ね上がると言うような、病的な場合で無い限りあまり神経質になる必要はありません。
降圧剤などを飲んで血圧を引き下げるとかえって元気が無くなってしまうことがあります。かかりつけの医者に進められてもよく自分の血圧と相談して、慎重にしてください。
血流をよくする
血液がスムーズにながれると、「高血圧が改善される」ということがあります。
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