かぜ薬のコマーシャルの氾濫
夏が終わって、涼しくなるとテレビに溢れかえるほどのかぜ薬のコマーシャルが流れています。
皆さんがどれほどに、かぜ薬を使ってるのか分かりませんが、製薬会社はボランティアではないのでこれ程の量のコマーシャルを、大金を投じるのはズバリ儲かるからですよね。
人気の女優さんを使うコマーシャルもコストがかかりますが、長年の経験でそれだけコストを掛けても十分儲かることが、わかっているからですね。
薬の怖さは?
では、みんなはなんでかぜ薬を服用するんでしょうか?
かぜ薬って、単に鼻水や発熱や喉の炎症などを抑えるだけで罹った風邪を、根本的に完解させる効果はないのにね。
変に薬を使うとかえって治るのが遅れるし、症状が出ていれば他人にうつす危険性があるのですよ。
それに極まれなことですが、薬剤を服用すると、とても重度の症状が出る「スティーブンスジョンソン症候群」という、恐ろしい副作用があってメカニズムは未だに解明できていません。
そして基本中の基本である「薬は毒でもある」ということを人々は、忘れちゃったのかあるいは、若い人たちは知らないのかもしれませんね。
私が総胆管結石で入院した時は、石が取れるまで、それはもう物凄い痛みで看護師さんに、鎮痛剤をたびたび要求したら、「胃に穴が開いちゃうので連用はダメ」と言われ、座薬を入れてもらいました。
鎮痛剤でも座薬でも完全に痛みがとれるわけではないのですが、無いよりはましでした。
そんなとき以外は薬は飲みませんよ。ビタミン剤は別ですが、まあこれは一応医薬品となってますが問題ないでしょうね。