まさか!口呼吸で顔つきが変に
あなたは鼻呼吸か口呼吸か?無意識の呼吸で悪影響
これまでも、口呼吸のディメリットや睡眠時無呼吸症候群などのリスクが、多く取り上げられてきました。
ここでは、女性にとって重要な美容的なポイントやお顔のことをメインに取り上げてみました。
口呼吸してると顔が歪む
口呼吸が当たり前になると、顔面の筋肉や骨格の発育にも悪影響がおよび、「アデノイド顔貌(あでのいどがんぼう)」と呼ばれる独特な顔つきや、歯のかみ合わせが悪くもなってしまいます。
特に、成長期の子供時代が重要ですから、ご自分のお子さんをよくよく観察して、口呼吸をしている様子なら直ぐに耳鼻咽喉科に行きましょう!医師に相談し、鼻呼吸に改善させたほうが、成長期により健康的に過ごせ、カゼや感染症に罹るリスクも低減できますよ。
アデノイド顔貌の例
アデノイド顔貌は、何となく『しまりのない顔』のことです。全てが当てはまるわけではありませんが、特徴的なものとしてあげると、
- 面長
- 下膨れ顔目が細い
- 鼻が低い
- 顎が後退している
- 出っ歯
- 歯並びが悪い
- 唇が分厚い
- ぼけっとした表情
このような指摘されていますから、成長期のお子さんは速やかに治療してあげましょう。
睡眠の質の低下で肌の劣化
女性にとって良質な睡眠は全身の健康にとっても、お肌の状態を良好に保つためにもとても重要です。
しかし口呼吸を続けていると、のどを圧迫していびきをかきやすくなってしまい、呼吸しにくい睡眠になるので眠りが浅く睡眠の質が落ちて、寝起きが悪くなります。
そして最悪の場合には睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠に質はさらに悪化して心筋梗塞などを起こすことにもなりかねません。
前歯が出てくる、乱ぐい歯になる
口呼吸してると、出っ歯になる!?そんなバカなと思う方がほとんどでしょう。でも、理由がちゃんとあります。
年中口が開いた状態では、何が起こるか。
⇒下唇が締りが無くなり、
⇒舌の位置が下がり、
⇒歯が常に舌に押される状態が続くと、
⇒下の前の歯列が乱れたり出っ歯となる。
要するに、歯の前にある唇が緩んだままだと、歯の押さえが効きにくくなりまして、さらに納まりの悪くなった舌が、歯を押し続けることで斜めに傾きだす訳です。これ何年も何年も、柔らかい舌であっても歯並びにも影響するということですね。
単に呼吸法では済まないのです。成長期ではあごの成長にも支障をきたし、歯並びの乱れを引き起こします。
口臭の原因にもなる
また口呼吸は、口の中が乾燥しがちなため、口臭も出やすくなります。あまけに、舌苔(したごけ)も付きやすくなりますから、さらに臭い。人と話すのが恐くなります、女性だけでないトラブルです。
口呼吸をしてしまう理由
無意識に口呼吸しているので、自分自身が口呼吸であることも知らないことも少なくありません。
何故?口で呼吸する原因は何でしょう。多くの場合「うつ伏せで寝る習慣」であったり、「花粉症やアレルギーによる鼻炎や蓄膿症での鼻詰まり」などが上げられます。
また片方の「奥歯でしか物を噛まない人」「横を向いて寝る習慣がある人」も要注意だそうです。
口呼吸を治す
呼吸は無意識にやるもんですから、1日の生活を通じて
「鼻で呼吸をするんだ、しないと歯が出てくるし、免疫も落ちる」
と常に意識し続けることが重要です。
そして、噛み合わせの不具合で口呼吸になっている場合があるので、噛みあわせが変だと感じる方は、まず歯科医師に相談しましょう。矯正。
それから、口呼吸の人は唇や口の周りの筋肉が弱いので、唇が開いてしまいますから、いわゆる変顔の顔の筋肉を鍛える方法で、トイレの中やお風呂の時など日常的に鍛えましょう。
口呼吸対策用品
始めは、寝ている間に筋肉が緩むので、医療用テープで唇を止めておくのも有効です。スポーツ選手が使う鼻のテープも役立ちますよ。※口閉じテープも通販で人気アイテムです。
呼吸の仕方だけに留まらず様々な不具合や、歯列の変形や成長期のお子さんにとっては特に、取り返しの付かない状態を生み出してしまう口呼吸は是非改善しましょう。
若い女性もディメリットだらけのものですから、1日でも早く取り組んでください。
睡眠時に口呼吸しないようにする、いびき防止にも効果的
お手頃価格の口閉じテープが売れてます。口呼吸を続けているせいで、お肌トラブルの原因になっている女性も少なくないので、速やかに鼻呼吸に変えましょう。
そしてお肌が良い状態に保たれるためには心臓から遠い皮膚まで、十分な酸素と栄養が届かなくてはいけません。運ぶ血液と通す血管を若々しく保つのも、お肌にとっては重要です。