糖尿病はガン発症リスク高

高血糖・糖尿病は癌死亡の相対危険度を上昇させる
【危険率高い】【糖尿病】ガンに罹るリスク20%アップ

糖尿病の男性の絵

あなたは糖尿病ですか?
糖尿病予備軍ですか?
親や親族に糖尿病になった方がいますか?

この事実に向き合うのは、正直つらいことです。でもガン罹患と糖尿病の相対関係が数値で分かりました。その危険度を知ることも大病を予防するにはとても大切なことだと思っています。

ガンになる危険性が高い糖尿病患者

糖尿病ですとガンにかかるリスクが約二割高まる事が判りました。

「糖尿病の人は、ガンになるリスクが二割近く高まる」という研究成果を「日本糖尿病学会」と「日本癌学会」がまとめました。以前から「糖尿病患者は、そうでない人に比べて癌になる危険性高い」といわれていましたが、調査結果の罹患危険率が発表されました。

男性役15万人と女性役18万人の合計33万人を対象にして10年間の疫学調査でわかったことです。糖尿病でない人とガンとの関係性を比べると、糖尿病患者がガンになる可能性は1.2倍高かった

特に、
肝臓ガンになる可能性は1.97倍、すい臓ガンが1.85倍、大腸がんは1.4倍。女性の子宮内膜ガンは1.84倍だった。

がん罹患リスクがあがる理由

ガンのリスクが高まる理由は、血糖を減らすインスリンが過剰に分泌されてガン細胞の増殖が加速する可能性があるという。細胞へのストレスや炎症も関係が深い。
今後さらに詳しく調べて発症のメカニズムを解明する。

インスリン投与でガン発症のリスクが高くなることの続き⇒「インスリンでガンのリスク増大」こちらもあわせてお読みください。

ガン検診を受ける

調査を手がけた国立国際医療研究センター糖尿病研究部の上級研究員は、糖尿病患者の人は定期的にガン検診受ける事が、何より重要な予防方法になると語っています。

糖尿病は発症するとなおりません。一生つきあっていく病気で、ご存知のように、合併症や病変で死亡する人も少なくありません。ガンは糖尿病以上に、日本人の死亡原因第1位です。死に直結する大病を未然に防ぐためにも、家族で協力して生活習慣や食事を見直して長生きしたいものですよね。

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