顔絵医食同源というように、基本的には、食事から充分な栄養を摂って、なおかつサプリメントとして補助的に栄養をとらなくればいけません。これは、予防医学に通ずるものです。
妊婦さんだけでなく、葉酸は大事な栄養素です。

葉酸と摂取必要量と健康とのかかわり

葉酸が不足すると、DNAの核酸やタンパク質の合成に支障を来たし、細胞の増殖が鈍くなり、新陳代謝の活発な赤血球・口・舌・胃腸内粘膜の細胞が影響を受けます。

けれども葉酸は通常、腸内細菌によってけっこう合成されますから、まず普通では葉酸欠乏症は発症しません。しかし稀に、葉酸の欠乏によって骨髄の赤芽球の生産に悪影響を及ぼして、巨大な赤血球が増殖してしまい、正常な赤血球が減少する「悪性貧血」を起こすことがあります。葉酸は、通常の食生活で欠乏する事はめったにありません。

しかし、妊娠中の女性には葉酸欠乏状態になる場合があります。日本では成人の場合、食事からの摂取量を200μg(0.2mg1日)とされています。そして授乳中の女性は、乳児の所要量40μgの倍の80μgをプラスして摂取するように言われています。

また、妊娠中の女性は倍量の400μg摂るように勧められています。葉酸の摂り過ぎの副作用ですが、食事の外に1000μg(1mg)の葉酸を摂りいれても過剰症がありませんでした。なので、成人の最大摂取量を1mgとして、葉酸の1日の摂取量は、各年齢による体重比で量られました。

年齢別・性別 葉酸摂取量

  男性 女性
  推奨量
(μg/日)
上限量
(μg/日)
推奨量
(μg/日)
上限量
(μg/日)
1〜2(歳) 90 - 90 -
3〜5(歳) 110 - 110 -
6〜7(歳) 140 - 140 -
8〜9(歳) 160 - 160 -
10〜11(歳) 200 - 200 -
12〜14(歳) 240 - 240 -
15〜17(歳) 240 - 240 -
18〜29(歳) 240 1,000 240 1,000
30〜49(歳) 240 1,000 240 1,000
50〜69(歳) 240 1,000 240 1,000
70以上(歳) 240 1,000 240 1,000
妊婦(付加量)   200 -
授乳婦(付加量) 100 -

・上限量は薬やサプリメントによる通常の食品以外から摂取する場合の量です。
・18歳未満、妊婦、授乳婦では上限量の掲載がありませんが上限量がないということではありません。適度な摂取が大切です。


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