ビタミン剤は積極的に
ビタミン各種類の働きと摂る理由
身体に必要な栄養素を分かりやすく
予防医学。病気になる前に身体を健全に保つ事が何よりも大切です。健康維持に重要なビタミンやミネラル、アミノ酸などの種類と働きを分かりやすく見やすく整理して記事にしています
仕事をしている女性や妊婦さん、特に独身男性は食生活が偏り勝ちで、食事だけで必要な栄養は摂れません。
病気になる前に身体を健全に保つ事が何よりも大切です。ビタミンやミネラル、アミノ酸などは即効性はありませんが、時間をかけて体調を整えていくためには極めて重要です。
身体に必要な栄養素はビタミン剤や医薬品で摂りましょう
市販されているサプリメントには、成分表示がないものもあります。ちゃんとした医薬品の方が、成分の表示が正確に書かれていますから、自分が摂取した量が正確に把握できます。
そしてビタミン剤を買うときには、必ず大きなドラッグストアで、例えばビタミンC製剤なら大手有名薬品メーカーの製品だけでなく、聴いたことの無い製薬会社の製品などを複数そろえてある店で、成分を確認して必ず有名で無い会社の製品を買いましょう。
なぜかと言うと価格がメチャクチャ安いのです。同じ成分で価格は有名メーカーの半分か60%位ですから、安く済みます。
※よく耳にする「天然由来」であろうが、精製されたものであろうが栄養素として変わりはありません。
そして絶対に手を出してはいけないのが、総合ビタミン剤です。何故かと言うと色々入っていますがそれぞれのビタミンの量が少ないのに割高です。
ビタミン剤は大きく分けて、ビタミンC製剤・ビタミンB製剤・ビタミンE製剤というふうに分かれています。我が家の愛用のビタミンB製剤にはビタミンEも含まれているので、とても便利で経済的です。
そして我が家ではビタミン剤のほかに、「エビオス」というビール酵母の栄養補助剤も愛用しています。これはミネラルと特にアミノ酸が豊富に含まれているので基礎的な栄養補給に有効です。
※エビオスが近所のドラッグストアで購入できない方には、ネット通販購入Amazonが送料込みで最安です。→「エビオス錠 2000錠」 おすすめします。
各種ビタミンとその働きを知る
あまり詳しく多岐にわたると、わかりにくいのでさらっと読みやすくしてみました。
ビタミンCの働き V・C
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- お肌を綺麗にする
- 免疫力を高めてカゼなどの感染症にかかりにくくする
- 貧血を改善する
- ストレスの大きい人の緩和
- タバコを吸う人のV・C不足を補う
- ガン・動脈硬化・白内障の予防
ビタミンB1の働き
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- 糖質(ご飯・麺類・パン・砂糖など)の分解を助ける補酵素の役目
- 中枢神経や末梢神経を正常に保つ
ビタミンB2の働き
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- 細胞の再生やエネルギーの代謝を促す
- 健康な皮膚や髪、爪をつくり、成長を促進
- 脂質の代謝、体内で過酸化脂質ができるのを防ぐ(成人病、肥満予防)
- 糖質の代謝(糖尿病予防)
ナイアシンの働き
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- 糖質、脂質、タンパク質の代謝に不可欠
- 脳神経のはたらきを助ける
- 血行をよくする
- 性ホルモンやインスリンの合成にかかわる
パントテン酸の働き
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- 脂質、糖質、タンパク質の代謝にはたらく
- 副腎皮質ホルモンの産出を促す
- ビタミンB6や葉酸とともに免疫力強化にはたらき、感染症を予防する
- 善玉コレステロールを増やす(ビタミンCと同様)
- 薬の副作用を軽くする(解毒作用)
ビタミンB6の働き
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- 健康な皮膚や被毛を、歯をつくり、成長を促進する
- 免疫機能を正常に維持するうえで必須の栄養素(アレルギー症状の軽減)
- 刺激の抑制にはたらく神経伝達物質の合成にもかかわる
- 脂質の代謝をよくして脂肪肝を予防
ビタミンB12の働き
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- 葉酸と協力して赤血球のヘモグロビンの合成を助け、悪性貧血を防ぐ
- 神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成したり修復する
- 葉酸の再利用を助ける
葉酸の働き
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- 貧血予防に不可欠(ビタミンB12)と協力関係
- タンパク質と核酸の合成にはたらき、体の細胞分裂、発育を促す。
- 特に妊娠を望む人には欠かせないビタミン
- 口腔内の炎症を予防する
- 皮膚を健康にする
- 病気に対する抵抗力をつける
イノシトールの働き
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- 抗脂肪肝ビタミンといわれ、脂肪の流れをよくし、肝臓に脂肪がたまらないようにはたらく
- コレステロールの流れもよくする(動脈硬化の予防)
- 脳神経に栄養を供給したり、神経を正常に保つうえで不可欠にはたらき
- 湿疹予防
コリンの働き
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- 脂肪肝や動脈硬化を防ぐ作用
- 高血圧予防 記憶形成を助けるはたらき
- 血管拡張作用のある神経伝達物質の材料となる
ビオチンの働き
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- 糖質、脂質、タンパク質の代謝にはたらく
- 皮膚の健康に大切なビタミン
ビタミンEの働き
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- 身体の酸化を防ぐ(抗酸化作用)
- 活性酸素を中和
- 血管の内壁が健康に保たれるので、血行がよくなり動脈硬化を予防し、脳卒中、心臓病、高血圧などのリスクも下げる
- 性ホルモンの生成を助け、生殖機能を守る働き
- ビタミンEとともに、抗酸化作用がある、ビタミンCやβカロテン(ビタミンA)、ビタミンB2などを、多く摂ると美肌効果が高くなる
1日どのくらい摂ればいい?各種ビタミン必要量
ビタミンの種類と働きがわかったら、次はいったい1日あたりどうのくらい摂ればいいのか?という疑問がわいてきあます。正直なところ、ビタミンCは食事だけでとるのは、まず無理とお考えください。
ビタミン必要量については、一家に一冊あると役立つ「食品成分表」が分かりやすくてお勧めします。いずれ、当サイトでも記事にしたいと思います。