女性のお肌の本当の敵はAGEだ!!

老けさせるのはAGE(エージーイー)

AGE(終末糖化産物)は最近になってよく耳にする物質名です。

この方面の研究が進んでいくにつれ、徐々にそのどうしようもなく悪い実態が、明らかになってきました。ここでは女性の美容と密接に結びついているシミ・シワ・たるみなどの『お肌の老化現象』と共に、解明していきたいと思います。

お肌の最大の敵AGE

ハリのあるお肌、白く透き通るようなお肌、に反してハリのない、くすんだ、しみがある、などと形容される表現のお肌の原因がそうAGEなのです。

AGEという物質が、日々皮膚に蓄積されていくと、皮膚の弾力が失われて、つやも無くなりそして黄色みをおびてやがては茶色っぽい色に変わっていきます。

日焼けと違うのか?

紫外線は肌の劣化を促進するので、日焼け止めはもちろん必要ですが、根本原因はAGEによる皮膚組織のタンパク質の劣化(老化も同じ)ですから、まずやるべきことは、『AGEを増えにくくする事』がお肌を健康的に保つ唯一の対策なのです。

どんな物質を表面から塗ったりしてもAGEを減らすことは出来ないので、お肌の改善は全く望めません。

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AGEを増やさないためにすること

AGEとは、タンパク質がブドウ糖にまみれて劣化した状態の物質ですから、ズバリ!!血糖が溢れて血液から身体の各部分に染み出すのを、最小にすればAGEの増加も最小限に抑えられるのです。

タンパク質とブドウ糖がくっ付く機会を極力減らせば、お肌の劣化(老化)を最小限にできお肌の良好な状態を長く保てるわけです。

AGE と血糖値は関連あり

血糖値と言えば誰でも思い浮かぶのは糖尿病でしょう。

糖尿病はお肌にとっては最悪ですし、他にも多くの病状の引き金になります。しかしAGEは糖尿病でなくても、どんどんできて身体中に蓄積されますから、血糖値が高めだったり、糖尿病境界型といわれた方も危ないのです。

AGEができやすい食生活を見直し

食後の血糖値の急上昇でもAGEは産生されてしまいます。1日3回食事をすれば60~90分後に、血糖値はピークに達してこの時にもAGEは産生されるリスクがあるので血糖の上昇をできるだけ緩やかにして、できるだけリスクを低く抑えることが必要です。

365日休み無く、何年、何十年続けなければなりません。

血糖値を上げずにお肌の劣化(老化)を遅らせる技

これは糖質(砂糖も含む)制限しかありません。米・パン・パスタ・うどん・ラーメン・そば・粉もの食品・ケーキやお菓子・スナック菓子などなどの1日の総量をまず1日3食おやつも含め120グラム程度に抑える事から始めるとよいでしょう。

速い人で2週間くらいから1ヶ月程度で、糖質制限に慣れてきて空腹感も薄れてきてきます。

肉や魚、野菜は制限の必要はありませんが、イモ類やとうもろこし、豆類はデンプンが多いので注意が必要です。スナック菓子がヤバイのは原料がこれらの物だからです。

食事の量は少ないけど?

それほど食事はたくさん食べていないのに血糖値が高めとか、太り気味という女性が結構いますがこれは間食のおやつ類が原因の場合が意外と多いようですよ。

フルーツは果糖ですから血糖コントロールには関係ないですが、果糖は吸収されるときに中性脂肪になるので、食べすぎは肥満の原因になる危険性がありますから程ほどに。

食べる順番を気にする

そして食べ方にも血糖コントロールのテクニックがあります。食事の始めに野菜をたべましょうジュースでもOKです。食物繊維は血糖の急激な上昇抑え、ピークも低くなりAGEの産生のリスクを低めます。

それから早食いも急激な血糖値上昇を起こしますので、良く噛んで食事をしましょう。

糖質(炭水化物)制限の別のメリット

糖質制限は、血糖値を下げるこの目的とは別に良いことが待っています!

緩やかな糖質制限を続けると、体重が減ってきますよ。ダイエット効果てきめんです。女性にとってはうれしい事ですよね。少しふっくら程度の人でも、1ヶ月で1キロ前後ずつ減り始めます。

糖質制限ダイエットの仕組み

糖質は、

⇒吸収されてブドウ糖になり、

⇒それがインスリンに分解されて中性脂肪になり、

⇒内臓に蓄積されてメタボになりやすい。

という図式なので、おおもとの糖質が減ると

⇒ブドウ糖も減り結果血糖値も下がりますが、

⇒ブドウ糖が減れば脂肪も減るので

⇒身体は余分な内臓脂肪や皮下脂肪も使い始めるので、

⇒結果体重も無理なく減り始めるわけです。

お肌を良好な状態で長く若々しくいられるように、始めるのは若ければ若いほど効果が長く続きますよ。すぐ始めましょう、やらない理由がありますか?

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