コレステロールは悪者ではなかった

コレステロールは悪者ではなかった

LDLコレステロールは悪玉でHDLコレステロールは善玉という従来の評価は最新の報告では間違っていることが明らかになりました。心筋梗塞に影響がほぼ無い事も判ってきました。

アメリカの食事摂取基準では従来1日300mgに制限していたが、最新の指針では制限する勧告はしない。なぜなら摂取量と血中濃度の関係を示す証拠が無いためなのです。

そもそも血中コレステロールのうち食事で摂る分は年齢や性別にもよりますが約2割なのです。大部分は肝臓で作られて体内でリサイクルされます。

実際にコレステロールを多く含む卵やエビ、イクラなどを避けて摂取量を減らしても、血中濃度はほとんど変わらないことが判っているのです。今回のアメリカの報告書は多くの科学的なデータを追認したものなのです。

コレステロールより飽和脂肪酸(動物性脂肪)が問題

日本の厚生労働省もコレステロールの摂取目標量を基準に盛り込んでいない。さらに既に血中コレステロールの値が高い人でも摂取を減らせば、心筋梗塞などを予防できるかは明らかでないとまで述べています。

むしろコレステロールばかりにこだわるよりも、動物性脂肪の飽和脂肪酸を減らし、食物繊維を多めに摂るとよいとすすめている。なぜなら飽和脂肪酸は血中のLDLを下げる仕組みを阻むメカニズムがあるとしています。食事のコレステロールと血中コレステロールを混同しないことが重要なのです。

血中コレステロールLDLは血液0.1リットルあたり120mg以上だと脂質異常症と診断されます。HDLが低すぎるのも問題で、40mg未満だと低HDL血症と診断されます。

一方コレステロールを下げすぎるのはよくないと言う指摘もあるのです。従来LDLコレステロールの値が高いと動脈硬化が起きるとされる点に疑問があるという指摘が有ります。

そもそも血管壁にコレステロールが付くのが動脈硬化の原因と言われてきましたが、実際は逆で動脈硬化で起きた炎症を修復するためにコレステロールが集まってくるという説があるのです。

遺伝性高脂血症の患者さんにも心筋梗塞を起こしやすい人とそうでない人がいて、遺伝子解析によるメカニズム解明が始まった段階なのです。

コレステロールは重要物質

細胞膜の欠かせぬ材料で、ホルモン・胆汁・ビタミンDの原料でもある。そして伊勢原市の男女約2万6千人を調査、分析したところ、血中LDL濃度が高いほうがむしろ死亡率が低いという結果が出ました。

米国心臓病学会は血中LDLが190mg以上を投薬治療が必要な基準としていて、日本よりも高めなのです。コレステロールに過剰に反応して、必要なタンパク質不足になったり、脂溶性ビタミン不足になるほうが危険性が増します。

血液の質

さまざまな病状の長期的な疫学調査や遺伝子解析など、最新の報告が次々発表されて、これまでの定説がくつがえることもたびたびです。人体の様々なメカニズムは、まだまだ判っていないことが多いのですが、血液の質の問題はコレステロールも含めて、ますます重要であると思えます。


 

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