血液血管のエイジングケア

おじさんの絵

血液と血管が大事なわけ_発病原因となる可能性大

がんを除くと現代の人々を苦しめている病気のほとんどは血液と血管が原因です。

最近、テレビ番組などで血管年齢と実年齢とのギャップで驚く健康番組をよく見かけるようになりました。30歳代のタレントさんが、60歳の血管年齢と分かり、呆然とする・・・エイジングケアしましょう、ですね。ちなみに血管年齢を知る検査は、「血圧脈波検査」というそうです。

私の周りにも、中高年の女性や男性が血圧が高いことだけを気にしている方が多いので、この血管の質や血液の状態に注目するのはとてもいい流れだと思います。それぞれのカテゴリーでも、しつこいぐらいに血液サラサラを記事にしてますが、ここでおさらいとして、視点を血液と血管から生活習慣病をみてみました。

糖尿病での血液と血管

日本国民の3~4人に一人が、その疑いがあると言われる糖尿病。生活習慣病のひとつ糖尿病も、血液の質の異常である血液の中のブドウ糖が多すぎるという、血液の成分上の問題点が病気の元になっています。

血糖値が常に高いままですと、血液がドロドロになったままですから、血管が内側に様々な物質がこびりつき、細くなり血液が十分に通りにくくなり、動脈硬化を引き起こします。その結果様々な障害が起こり、全身に影響が現れます。

どろどろ血
さらさら血

足の血管がやられると、神経もだめになり感覚が無くなりちょっとした傷でも組織がやられて壊疽を起こして足を切断する事にもなりかねません。目の毛細血管がやられて失明したり、腎臓の血管がやられて腎不全になり、人工透析が欠かせなくなります。また心臓の冠動脈がやられると、狭心症を起こしていずれは心筋梗塞になる危険性が高まります。
脳の血管がやられると、脳梗塞が起こり、命が助かっても半身不随などで生活の質がいちじるしく低下し、寝たきりになる可能性が高まります。

感染症の病気を除くとほとんどの成人病は、糖尿病が原因と言っても過言ではありませんから・・・結局は血液の成分の不具合から始まっているわけですね。

要するに、身体の中の心臓だけ守ったり、腎臓だけ守ったり、脳だけを守る事は不可能な事ですよね。全身の状態を健全に保ってはじめて個々の臓器が健常でいられるのです。そう思いませんか?
そのためには、何より「血液」が健全に保たれなければなりません
特に糖尿病は、全身の不具合の源ともいえる病気ですから、一日でも早く改善させるべきでしょう。

さらに、親や血縁者に糖尿病の人がいる場合は、体質的に糖尿病になりやすいといわれます。まだ若いから平気といって、暴飲暴食で食生活が乱れてると危険信号です。
若くても絶対に太らないように気をつける事と、健康診断などで定期的に空腹時の「血糖値」を測って、ご自分の身体の状態に常に気をつけましょう。

糖尿病は一度発症したら、完全に治る事は無く一生つきあっていかなければならない大変厄介な病気です。糖尿病にかかる治療費も莫大な金額になります。ストレスも増大します。

高血圧症での血液と血管

まぁ一般的に、高血圧が直接「血液や血管」に関係があるとはあまり考えないでしょうが、実は関係があるのです。
「本態性高血圧症」といって遺伝的に高血圧の人も多くかなりの割合ですが、実は、動脈硬化によって血管の弾力性が失われて、高血圧になる人も多いのです。高齢者であれば、血圧が高めになり老化現象で血管の弾力が低くなってきますが、これはあまり心配は要りません。

血圧が高くなる状況とは・・・、血液の中に中性脂肪やブドウ糖が多くなると、血管の内壁にへばりついたり、膜状の内壁の内側に入り込んだりして、血管が細く固くなります。細く硬くなった体中の血管に血液を何とか通そうとするので、その圧力が高くなって結果として血圧が上昇します。

これが問題なのです、高血圧になると一番怖いのが「脳出血」ですね。
そもそも血液の質が悪くて動脈硬化を起こしてる血管、血管がもろく弾力が欠けた状態なのに血圧が高くなると、当然無理して血管が破れやすくなります。こうして、脳出血の危険性は飛躍的に高まります。
当然命にかかわりますし、幸い助かっても半身不随などや言語障害などの重篤な後遺症に悩まされます。

脂質異常症(高脂血症)での血液と血管

血液中の中性脂肪が多くなると善玉コレステロールが減り、悪玉コレステロールが増えてしまいます。その結果脂ぎった血液になりドロドロの血液は血管に悪さをします。糖尿病と併発する事も珍しくありません。青魚の絵

メタボも関係があります。肉の脂肪の摂り過ぎから起こりますから、サシの入った牛肉やブタ肉の脂身の摂り過ぎが原因で、魚の脂はDHAやEPAが含まれるので肉の脂肪とは逆にドンドン食べましょう、特に青魚がオススメです。

善玉コレステロールを増やして悪玉を減らすし中性脂肪も減らします。

血液と血管を健全に保つ食事

すでに糖尿病と診断されて、医師からカロリーコントロールする食事療法を受けている人は痛感されてると思いますが、「カロリー制限食」、これは続けるのが難しい。食べたいのに食べられないストレスは苦しい。満腹な男性
ほとんどの人が上手くいかずに挫折してしまいますし、努力してもカロリー制限だけでは血糖値はなかなか下がりません。

よく考えれば、ブドウ糖が体内で作られるのは炭水化物(糖質)からのみ作られるので、カロリー制限では無くむしろ「炭水化物」を制限すべきでしょう。そして何よりも大事な事はカロリー制限食は美味くなくて食事が物足りない事が問題です。

その点で糖質制限食は、ご飯・麺類・パスタなどの炭水化物と甘いお菓子やスイーツ(砂糖)をセーブ(制限)すれば何を食べてもかまわないので、肝心な事ですが続けられやすい事です。※炭水化物をまったく摂らないのは危険です。

後は、獣の脂(脂身そのものやサシ)を極力食べないようにする事と、青魚の脂をとってEPA、DHAをドンドン摂取していきます。これは、中性脂肪を減らして、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす事になります。こうして血糖値を減らして、脂ぎった血液もサラサラにできれば健康な血液に生まれ変わらせます。

また、上記とは別の作用によって血液をサラサラにする「玉ねぎ」の成分が含まれるサプリメントを摂取することで、血液の成分同士がくっ付くのを防いでより働きが良くなって全身に栄養成分と酸素を、まんべんなく送り届けられて老化防止や肌のツヤなどが格段に改善します。食材として玉ねぎを積極的に食べるのは、もちろんのこと最新技術で作られたサプリメントの効用もうまく使いましょう。

健康な血液と血管がとっても大事です。エイジングケアは表面だけではありません。美容効果にも深く関わっていますので、美肌効果を混じることができますよ。

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