2泊3日の糖尿病教育
2泊3日入院で糖尿病予防の教えてくれる病院
糖尿病になったかたや予備軍とされている方に。食事、運動、薬物の各療法を学ぶ「教育入院」や、合併症関連の眼科などと連携して関連疾患の予防に力を入れている取り組みがされています。
短期入院で糖尿病予防教育してくれる病院
糖尿病の教育入院(日本経済新聞記事より)という、記事が目に留まりました。
糖尿病の患者は推定で約890万人、予備軍も含めると約2210万人に上るという、この事実。もともと インスリンを分泌できない糖尿病1型(Ⅰ型)を除くと、ほとんどが生活習慣の乱れによる糖尿病2型(Ⅱ型)とされます。
日本経済新聞社の実力病院調査によりますと、
2型(Ⅱ型)の治療では、食事、運動、薬物の各療法を学ぶ「教育入院」や、合併症関連の眼科などと連携して関連疾患の予防に力を入れている取り組みが目立ったそうです。
糖尿病予防および関連疾病予防の教育入院
教育入院は、短期間の2泊3日が中心で、管理栄養士、理学療法士、糖尿病専門医が連携して、食事の摂り方、運動方法そして合併症についてを短期の入院で徹底的に教えます。
その後は患者が通院しやすい地域の診療所などで治療を続けます。そして数ヶ月一度、合併症の検査で拠点病院に来院してもらい、普段通っている診療所と連携して治療と検査に当たります。
糖尿病はいったん発症すると完治することは無く、一生つきあう病気です。
病気の発症する仕組みも生活習慣に、遺伝的要素が複雑に絡み合い、患者さんごとに異なっている事がほとんどです。
糖尿病と診断されたら 初めにしっかり教育入院で自分の病気を知る事が大事なのではありませんか。
短期教育入院ができる主な病院
全国の実力病院を書き出しておきますので、予備軍、糖尿病の人はもよりの病院に問い合わせてみてはいかがでしょう。すべて、病院の公式サイト(ホームページ)にリンクしましたので、お問い合わせやアクセスなどにお役立てください。
※糖尿病の教育入院(日本経済新聞記事より抜粋)
北海道・東北
函館市医師会(北海道)・青森県立中央(青森)・東北労災(宮城)・大田西ノ内(福島)
関東
自治医大(栃木)・埼玉医大(埼玉)・埼玉県済生会川口総合(埼玉)・ 東京女子医大・東京大・東京都済生会中央・東京慈恵会医大・順天堂大順天堂医院・ 昭和大東・国立国際医療研究C ・虎の門・東邦大医療C大森・日本赤十字社医療C・東京医大八王子医療C・東京医科歯科大・東京都健康長寿医療C・済生会横浜市東部・聖マリアンナ医大(神奈川)・横浜労災・関東労災(神奈川)・横浜栄共済
中部・東海
富山県立中央・岐阜大・市立島田市民(静岡)・中部労災(愛知)・安城更生(愛知)・藤田保健衛生大(愛知)
近畿
京都大・関西電力(大阪)・住友(大阪)・大阪赤十字・市立池田(大阪)・近畿大・大阪府済生会野江・大阪府立急性期総合医療C・大阪警察・北野(大阪)・大阪市立大・大阪府済生会中津・大阪市立総合医療C・大阪労災・兵庫医大・天理よろづ相談所(奈良)
中国・四国
九州・沖縄
福岡赤十字・九州中央(福岡)・製鉄記念八幡・熊本総合・大分県立・今村病院分院(鹿児島)
医療機関で専門家にレクチャーを受けるのはとてもいいことですが、敷居がたかいと感じるかたもいらっしゃるでしょう。そんなときは、ご自分のことだけではなく家族のこれからのことを考えてみませんか。ご家族と話し合って、リスクを減らすために前向きに行動しませんか。
家族の協力がなければ、生活習慣の改善は、とても大変です。