夏場の血栓予防

汗をかく夏が一番怖い!
脳梗塞と心筋梗塞の発症

季節感が乏しくなりつつある日本列島の気候、先人の夏越の知恵が、あてはまらくなってきたように思えます。なのに熱中症やクーラーの冷えなど身体への負担は増えています。

夏が一番怖い脳梗塞と心筋梗塞

なぜかというとズバリ「汗」をかくからです。

ではなぜ汗をかくと脳・心筋梗塞になりやすいかと言えば、血液がドロドロになり、血栓(血の固まり)が出来やすくなるからです。

汗をかく

体内の水分量が減る

血液がドロドロになる

血栓(血の固まり)が出来やすくなる

血栓が心臓の血管に詰まる⇒⇒⇒心筋梗塞
血栓が脳の血管に詰まる⇒⇒⇒脳梗塞

発作

血栓が、心臓の血管に詰まれば心筋梗塞で、脳の血管に詰まれば脳梗塞です。

夏場はおしっこの量が減るはずで、その分汗として体内の水分が失われてしまい、結果として血液がドロドロになりやすいのです。その結果血液の成分同士がくっきやすくなり、血の固まりが出来やすくなるのです。

血がドロドロ
血がサラサラ

目覚めのコップ1杯の水で水分補給

心筋梗塞、脳梗塞の発作は、夏場そして特に朝が危ないのです。

それは寝ている間にもかなりの汗をかきますが、昼間と違って7~8時間寝ている間には水分補給がされませんから、起きたと同時に寝ている間に出来た血栓が心臓や脳に飛びやすくなるためです。

ですから寝る前に必ず水分補給をしてください。そして夜間にトイレに起きるのを逆手にとって、その時も水分をとりましょう。枕元にペットボトルを置いておくのも良いと思います。

タマネギが血液の質を上げる

それにもう一つヤバイ夏を乗り切る方法が、血液の質をさらさらにして、血栓が出来にくくする食生活が重要です。簡単なことでタマネギを生のまま、ふんだんに食べることです。

一番のお勧めはタマネギドレッシングです。ミキサーで粉砕して塩・砂糖・お好みでニンニクも粉砕して好みの味に仕上げれば、オリーブオイルを混ぜれば完成です。サラダによし、そうめんにもまたお肉にかけても美味しく食べられます。

タマネギやニンニクには血液をサラサラにする成分がたくさん含まれていますので、夏場の血栓予防にはきわめて有効です。もちろん一年中食べた方がよりよいでしょう。

夜間だけでなく、昼間にものどの渇きを基準にした水分補給ではなく、時間でのどの渇きが無くても、こまめに水分をとりましょう。清涼飲料は糖分が多く肥満の原因になるので、水が良いと思います。

またカフェインの入ったお茶・コーヒーなどは利尿作用があるので、せっかく水分を補給してもすぐ排出されてしますから、体内水分量の保持効果が薄れてしまいます。

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