二次予防に効くクスリ

脳梗塞・心筋梗塞の二次予防に
アスピリンは有効なのでしょうか?
血液さらさらで再発防止とはいえ、あらかじめ血栓をできにくくするクスリはないのでしょうか。

心筋梗塞・脳梗塞は薬で防げるか?

皆さんはいやと言うほど、「血液サラサラ」と言うフレーズを見聞きしているでしょう。当サイトでも、血液・血流がどんだけすごい役割をしてるかを何回も書いてますし…。(苦笑)

血液さらさらのイメージ、要するに、非常に危険な脳梗塞や心筋梗塞を起こす血栓を作らない血液の質が重要だとして、サプリメントなどが出回ってますし、食べ物では「青魚」や「たまねぎ」の成分が血液に良いと言われています。

脳梗塞や心筋梗塞になりやすいとされている人々にとっては、血液の質はより深刻な悩みです。ならば…

あらかじめ危険因子を持った人達に薬を投与して、血栓をできにくくできないのか。

血栓ができにくいクスリの調査

これ、ある一定の見解が示されました。

あらかじめ脳梗塞や心筋梗塞になりやすいとされている人=危険因子である糖尿病・高血圧・脂質異常症の患者さんに薬を飲んでもらい、予防に効果があったかの結果を調べる大規模な調査の結果が出ました。

アスピリンに二次予防が期待できるか?

アスピリンという薬は古くから「解熱鎮痛剤」として使われてきたもので、さして目新しくはありません。

ではなぜ使われたか?当然ながら、脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまった患者さんの再発を防ぐ効果(これを二次予防という)があるという事からなのです。

現在、再発予防のために、アスピリンが使われています。

日本循環器病学会では、最近まであらかじめ危険因子をもつ人に、「アスピリン使っても良いですよ、ただし効くかどうかの大規模な試験中です。」と、2009年時点では発表していました。

ついに実験結果発表

そしてついに2014年末、に試験結果が発表されました。

試験の対象者は、糖尿病・高血圧・脂質異常症いずれかまたは複数合併しているけど、心筋梗塞や脳梗塞は起こしていない60~80歳の高齢者(平均70歳、男性42%)で、全国から登録された7220人にアスピリン投与し、5年間追跡され、5年後発病した人はわずかに2.77%でした。

ところが、この調査には続きがあってアスピリンを飲まなかった人も、7244人追跡していたのです。その結果飲まなかった人で発病した人は2.96%だったのです。2.77%と2.96%は統計学的に見た時「意味のある差」とはいえません。

と言うことで、結論:アスピリンは予防効果がないというものでした。

アスピリンを飲むデメリット

アスピリンの副作用として、出血が起こりやすいことが判っています。

そもそもアスピリンは、止血に作用する血小板の働きを抑えて、血栓を防ぐのですから出血が起こりやすくなるのは当然です。

この試験で、追跡対象者に「輸血」や「入院が必要な重症の頭蓋外出血」は、アスピリン群で0.86%、非アスピリン群で0.51%でした。アスピリンを投与された対象者(アスピリン群)の方が多く、これは統計学的に意味のある差でしたので、アスピリン投与後の追跡調査・実験は予定より早く終了しました。

アスピリンを飲み続けてみすみす出血のリスクにさらせないからが理由です。

「効くかもしれない」だけで薬を飲むことによって、別のリスクが高まるとしたら安易に薬に頼るのはいかがなものか?まぁ、考え物だと言うことです。

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